セロトニンを活性化させておく大切さ
セロトニンとは
セロトニンは、脳内の神経物質のひとつで、感情や精神面、睡眠などの人間の大切な機能を健全な状態にするために重要な役割を果たしています。
セロトニンが欠乏していると
セロトニンが欠乏していると何が起きるか。
・目覚めが悪い
・眠りが浅い
・自律神経の乱れによる、低血圧、低体温、便秘など
・筋力、関節の痛み
・見た目に元気がない
原因として考えられる現代社会における問題点
少し暗いお話しになりますが、うつ等の精神疾患や自ら命を絶つ人は、2000年を境に増えています。
この時同時に、パソコン、携帯、インターネットが普及した頃です。
私たちの生活を大きく変え便利にもなった反面、代償もあります。
太陽の光を感じることなく、長時間同じ姿勢でパソコンに向かう。昼夜逆転の生活など。。
人間が動物として本来ある機能を使わなくなる生活が、私たちの心身を蝕むことに繋がります。
今は、コロナ禍緊急事態宣言でもあり、屋内で過ごすことが多く、身体を動かさない、太陽を浴びない、コミュニケーションの不足でコロナ疲れの方が増えているようです。
セロトニンの役割
セロトニンは100以上ある脳神経伝達物質のひとつで、その役割はとても大切なようです。
ドーパミン、ノルアドレナリンの過剰分泌を抑え、依存症や疾患を回避できます。
セロトニンが正常に分泌することで、睡眠に必要なメラトニンが分泌します。
メラトニンが正常に分泌しないと、不眠はもちろん、抗酸化作用も下がり加齢の原因に、疲労回復もできません。ベッドに入って、携帯を見たりしていませんか？ ブルーライトはメラトニンを壊す働きがあるそうです。眠る前2時間派パソコンや携帯を触らないだけでも、睡眠の質は変わるかもしれませんね。
質のいい睡眠が取れることは、充実した日々を過ごすためにはとても大切です。
セロトニンを活性化させて健やかな日々を
脳生理学者有田秀穂先生が「日本の社会状況は変わる必要がある」と。
脳科学的でもサイエンスでも間違っていると仰っていました。
セロトニン神経は、筋肉と同じように鍛えて強くすることができると言われます。
筋トレをするように、太陽を浴びて、呼吸を意識しながら身体を動かすことを、日常に取り入れて
幸せホルモンセロトニンを活性化させ、穏やかに健やかに過ごしていきましょう。
