ヨガとストレス
ストレス過多になると、胃腸炎や頭痛、下痢、嘔吐、腹痛といろんな症状が出てきますね。
こういった症状が出てくると、市販のお薬を買ったり、病院に行ったりすることが多いかと思います。これを表に出てきているものを治める、対処療法と言います。ストレスで胃炎や病気になっていることもあるので、病院に行くことは大切なことでもあります。
でもこれは、残念ながら根本的な解決にはなりません。
一旦症状は治まりますが、ストレスを感じることがまた続くと繰り返すことになるでしょうね。。
では、どうしたらいいんでしょう??
今日はそのことについてお伝えしていきますね!
ストレスってなに?
まずストレスの仕組みからお伝えしていきますね。
ストレスとはなにか?
ストレスとは、一定の状態から良くも悪くも離れた時の状態の時に生じる生体反応です。
私たち人間は、昔々は狩りをして生きていました。
狩りをしている時、獣に襲われることもあります。獣から襲われることを危険と判断し、身を守るために心身の防御反応が生じます。
身を守るために、闘うか逃げるか、どちらかの行動をとる必要があります。
どちらの行動をとるにしても、心身は、活動するための戦闘態勢を整えることになります。
このような戦闘態勢を整えるために、交感神経系と呼ばれる自律神経や副腎皮質ホルモンなどを分泌する内分泌系の活動が活発になります。
これをストレス反応といいます。
今は獣が襲ってくることはほとんどありません。
では、なぜ私たちはストレスを感じるのでしょうか。。。
それは私たちを取り巻く、環境、人間関係や様々な出来事を脅威に感じ、ストレス反応を起こしています。
とても喜ばしいはずの結婚や出世なども、今までの一定の状態から離れるため、大なり小なりストレスがかかってきます。
出来事によってストレスを数値化したものがあるので、ぜひ下記リンクから見てみて下さいね。
どうしたらストレスが減るのか
では、どうしたらストレスが減るのでしょう・・・
現代社会で私たちが脅威としているものは、獣ではなく、人間関係や環境、さまざまな出来事。
そのことに動じることなく、心を一定に保てるとストレスはそう大きくかからないでしょう。
物事の見方や捉え方を変えて、脅威として捉えない柔らかいスポンジのような心を養っていくことで、ストレスが軽減されていくでしょう。
そうすれば、胃腸炎や頭痛、下痢、嘔吐、腹痛も減っていきますよ!
例えば、以前勤めていたスタジオでレッスンの予約ミスがありました。
予約時の時間を間違い、早くご来店されたんです。
しかし、幸いご来店された時間のレッスンに空きがあり、事なきを得ました。
私からすると、何の問題もありません^^
『助かったね~ よかったよかった』って感じなんですが、
その担当インストラクターはプンプンしていました。
『もし空きがなかったらどうしてたの!!!!』
『もし違うクラスのお客様だったらどうするの!!!!』と・・・・
私は横目に見ながら・・・『なぜそう怒る・・・』と思いました。
その「もし」は今回は起きなかった訳だし・・・
その起きなかったことに対してイライラするのは、エネルギーの無駄遣いだなぁ~と
こんな事はよくあって、周りはプンプンしてるけど、私だけ普通w
だけど、私も人間なので「イラッ」とすることはありますよ!
「先生もあるんですか?!」ってよく言われますが、人間ですもの。
ただすぐにその「イラッ」は消えます。ほんの一瞬です。
何故かと言うと、なんでイラッとしたのか、俯瞰して自分を観るようにしているからです。
「私は何で怒ったんだろ?」
「私が思ってることと違う返事が来たからだ。思い通りにならなかったからだ。なんて勝手なんだ~w」とか
「なんでわかってくれないの!!」って言う期待の時もあります。でも、私の場合、多くはその前にちゃんと伝えていないということがあります。そんなのわかるはずがないですよね。
怒るってだ~いたい自分本意にあるときなのかなぁ~とも思います。
人はそれぞれ育った環境も違い、脳も全く違います。
見えている世界は同じようで実は違います。
同じ道を通って、木が気になる人もいれば、建物が気になる人もいます。
それぞれの脳によって見えるものが変わります。
違って当然!!ぐらいに思っていれば、心が揺さぶられることも減ると思います。
柔らかいスポンジのような心をヨガで作るには
柔らかいスポンジのような心をヨガを育てていきましょう!
ヨガをしている時に、外側に向いている意識を内側へと向けていく練習をします。
日常では、外側に意識が向いているので、あれやこれやと目に着いて、心を動かされてしまいます。
自分の内側に意識が向いていれば、前にお話ししたみたいに、何かにイラっとしたり心が動かされても、「あれ?なんでかな」と自分と向き合うことができます。問題は外側にあるのではなく、内側にあることに気づくでしょう。
アーサナ(ポーズ)をしている時に、「隣の人がすっごく上手にアーサナとってるー!私はできてないーー!」「帰って何しようかな~」「明日も仕事か~」これは外側に意識が向いている状態です。
「今日はいつもより安定しない」「呼吸がたくさん入る」「いつもより身体が動きやすい」これが内側に意識が向いている状態です。
内側に意識を向ける練習をしていくと、心が少しずつ安定していきます。
ニュートラル(一定)でいれる時間が増えていきます。
ニュートラルから外れた時は気づきやすくなり、すぐにニュートラルに戻りやすくなっていくことを繰り返していくと、何か起きてもその物事をただそのままに観て受け取り、心が揺るがなくなることが増えていくでしょう。
何か起きても揺るがない柔軟な心をヨガで作っていきましょう!
まとめ
対処的な療法が必要なこともありますが、ぜひ根本的な解決に取り組んでみてくださいね!
胃腸炎や、下痢、嘔吐、腹痛、頭痛を繰り返し、その度に対処するのではなく、心身共に健やかにいられるようにヨガや瞑想を生活に取り入れましょう。
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